#17
アラン・デュカス ザ・ドーチェスター
Alain Ducasse at the Dorchester
七賢が、デュカス・パリと共に世界7都市を巡るワールドツアー「Round the World」。六つ目の都市は、イギリスのロンドン。

七賢が、デュカス・パリと共に世界7都市を巡るワールドツアー「Round the World」。
六つ目の都市は、イギリスのロンドン。
11月5日、緑豊かなハイドパークの隣に位置する「Alain Ducasse at The Dorchester(アラン・デュカス・アット・ザ・ドーチェスター)」で開催されました。
ロンドンのエネルギーと自然の調和が融合する特別な場所です。


この日に用意されたお酒は、初回同様、下記の5本。
・アラン・デュカス スパークリング サケ
・スパークリング 山ノ霞
・純米大吟醸 絹の味
・純米 風凛美山
・アラン・デュカス サステナブル・スピリッツ

「花のような、あるいは深いメロンのような香り、軽いショウガのニュアンスも持つ、エレガントな日本酒で、奥深さが際立っています」
「アラン・デュカス スパークリング サケ」のことをこう語るのは、総料理長のジャン=フィリップ氏。
各日本酒の特徴を際立たせる料理を目指したとのこと。
「純米大吟醸の純粋さや花のような香りを、シトラスと甘みのあるエビとで調和させたり、純米酒の土っぽいニュアンスを、森を連想させる野生のキノコ料理で引き立てたりしました」
日本酒の華やかでシルキーな軽やかさを、塩味やチョーキーな特徴を持つチーズと組み合わせる一品なども提供したそうです。


この日は、駐英国日本大使の鈴木浩大使ご夫妻もご臨席。
その他のお客様も、華やかな宴席をお楽しみいただけたようでした。

「日本酒にあまり馴染みのないお客様も多かったようですが、フレーバーの複雑さや、さまざまな料理との組み合わせの可能性に驚かれていたようです」
素晴らしいフィードバックをいただいたことに非常に満足をしたフィリップ氏は、こう続けます。
「伝統と豊かな知識、そしてさまざまな発酵技術の結晶。それが私の持つ、日本酒のイメージです。日本酒は非常に複雑で理解するのが難しいと感じる一方で、探求する楽しさがあり、発見するたびに魅了されます」
日本酒の背後にある職人技と忍耐に対して大きな敬意を抱いているとのことで、七賢との特別な饗宴を、フィリップ氏自身も非常に楽しまれていたようでした。

ロンドンスタイルのフレンチと日本酒とが出会った特別な宴席も、無事に閉幕。
次なる場所は、「Round the World」最後の地、アメリカ・ニューヨークです。





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